コラム

世界の文字を比べてみよう

世界には数えきれないほどの言語がありますが、それらを書き表す「文字」もまた実にさまざまです。ここでは、このサイトで学べる言語たちがどんな文字を使っているのか、まとめて比べてみましょう。

英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語は、どれも同じ「ラテン文字(アルファベット)」を使っています。基本は26文字ですが、ドイツ語のü、フランス語のé、スペイン語のñのように、言語ごとに特有のアクセント記号が加わることもあります。

日本語は少し特殊で、ひらがな・カタカナ・漢字という3種類の文字を組み合わせて使います。ひらがなとカタカナは音を表す表音文字、漢字は中国から伝わった、1文字ごとに意味を持つ表意文字です。

中国語は漢字だけで書き表されます。日本語の漢字と形は似ていても、中国語では漢字がそのまま単語の基本単位になっています。

韓国語のハングルは、15世紀に作られた比較的新しい文字です。子音と母音を組み合わせて、1つの音節がブロックのようにまとまって見えるのが特徴です。

ロシア語はキリル文字を使います。ラテン文字と似た形の文字もありますが、発音は異なることが多いので注意が必要です。

ヒンディー語のデーヴァナーガリー文字は、子音の文字自体に「アに近い母音」がもともと含まれていて、他の母音をつけたいときだけ記号を追加する仕組みになっています。

アラビア語は右から左へ書く文字で、同じ文字でも単語の中での位置(語頭・語中・語末)によって形が変わる、筆記体のようなつながった書き方をします。

こんなふうに、文字の見た目はまったく違っても、どれも「音や意味を記録して、人から人へ伝える」という同じ役割を果たしています。気になる言語のページで、実際の文字を見てみてください。

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